子犬を迎える前に準備しておきたいもの

初めて子犬を迎える際に、何を準備すればよいかお悩みになる方も多いのではないでしょうか。

このページでは初めて子犬を迎える方のために、前もってに準備しておきたいものをご紹介します。

当犬舎で利用しているものを中心に紹介しています。
このページの情報を参考に、お家の環境やご自身と愛犬の好みに合わせて、準備をしていただければと思います。

ケージ、サークル

ご家庭のライフスタイルによっては、使わなくなることもありますが、子犬のうちは必ず必要です。
イタズラが多い時期であるため、買い物などのちょっとしたお出かけの時にはケージやサークルの中でお留守番してもらった方が安全です。

無理やりに入れると嫌な場所と認識してしまうので、安心できる場所として思ってもらえるように教える必要があります。
お散歩やいっぱい遊んだあと、寝てしまった時にそーっとケージに入れてあげると、自分から落ち着く場所として認識しやすくなります。ご飯食べる場所としてケージを使うのもいいかもしれません。

当犬舎の親犬は今は使っていません。お留守番の時もリビングで自由にさせています(*^▽^*)
ご飯の時やお客さんが来た時などはクレートに入ってもらっています。

クレート

車や電車などでご一緒にお出かけする場合などに必要になります。
すぐに使う予定がなくても、早い段階で慣らしておいた方がよいです。

当犬舎の親犬は、「ケージ、サークル」でも記載していますが、普段はご飯を食べる場所としてクレートを利用しています。

ペット用ゲート

ビーグルはとてもやんちゃで、イタズラをいっぱいします。
子犬のころはちょっとした隙間でも入れてしまいますので、お部屋の中で遊ばせるときは目が離せません。

キッチンや入ってほしくない危険な場所などがある場合は、それぞれの出入り口にペット用ゲートを設置した方がよいです。

当犬舎の親犬たちは、お家の中でほぼ自由にさせてはいますが、入ってほしくない部屋や通ってはいけない通路などには、ペット用ゲートを設置しています。

ペットフード用の食器

犬にとって食べやすい姿勢は、犬が立ったままで、首を少し下げた状態といわれていますので、ある程度高さのある食器がおすすめです。または食器台のご利用でもよいと思います。

また、食器の素材については、陶器製か滑り止めのついたステンレス製の食器がズレづらくておすすめです。
プラスチック製は傷がつきやすく、そこから雑菌が繁殖しやすくなるためおすすめしません。

当犬舎では高さのある陶器製の食器を使用しています。

お水用の食器、給水機

当犬舎では犬の頭数が多いため、容量の大きい貯水タンクがついている給水機を使用しています。
たくさん貯水でき、器の中の水を一定量に保てるため、とても便利です。

ビーグルに限らずですが、犬は水をきれいに飲んでくれません。
水を飲んだあとは、給水機の周りは水浸しになり、口に付いた水をポタポタと周辺に落としていきます。
小まめに拭いてあげてください。

なお、ケージなどに取り付けられるノズル型の給水機は、当犬舎としてはおすすめしません。
周りが水浸しになるようなことが少なく、お掃除は楽ですが、ノズルから一度に出る水の量が少ないため、満足する水の量を飲むのに時間がかかり、犬のストレスの原因になる場合があるようです。

また、与えるお水は水道水にしてください。
水道水が気になるようであれば、浄水器などを通した水をあげてください。
ミネラルウォーターは中に含まれるマグネシウムやカルシウムが、尿結石を引き起こす要因になる可能性があるため、よくないとされています。

トイレトレー、トイレシート

トイレを覚えるまでは大きめのトイレシートがおすすめです。
成功体験を増やして、褒めたりご褒美をもらえる機会を多くすることで、トイレの覚えが早くなると思います。

ただし、トイレでちゃんと排泄ができるようになってからでも、失敗することはありますので、成犬になってからでも、大きめのトレイシートの方がおすすめです。

当犬舎のママ犬のコマは、いまだにトイレの失敗をよくします・・・
きれい好きなためか、トイレシートの取り換えが遅れたり、トイレシートが少しでも汚れていたりすると、わざと何もない場所でオシッコをしてしまうことがあります (ノД`)・゜・。
また、前足はトイレシートの中なのに、お尻が外に出たまましてしまうことも・・・

このため当犬舎では頭数が多いこともありますが、コマのトイレ失敗を減らせるように、プラスチック段ボールで大きいトイレトレーを自作して使用しています。その上にワイドとスーパーワイドのトレイシートをひいて使っています。

当犬舎ではトイレシートは固定していませんが、イタズラしたり、シートのズレが気になるようであれば、しっかり固定できるタイプのトイレトレーをお選びいただくのがよいかと思います。
また、トイレシートをガリガリして破ってしまうような場合は、メッシュ状の網のついたトイレトレーがおすすめです。ただし、網の間に汚れが取りづらく、お掃除は少し面倒です。

余談ですが、ビーグルはよくガリガリをしますので、トイレシートだけでなく、絨毯やソファーの上でもガリガリする子が多いと思います。高い家具がある方はお気をつけください。

ドッグフード(離乳食)

子犬をお迎えいただいてから1か月ほどは、 離乳食を与えてください。
子犬の胃腸に負担をかけないためにも、なるべく当犬舎と同じ離乳食を与えていただきたいと思っております。
離乳食の作り方はこちらでご紹介しています。

おやつ

犬のしつけやトレーニングのご褒美としておやつはとても有効です。
ただし、しつけやトレーニングでおやつをたくさん与えた時は、カロリー摂取量が多くなりますので、ご飯の量を減らすなど調整をするようにしてください。

愛犬の喜ぶ顔が見たくて、ついおやつを与えすぎてしまうことがあるかもしれません。
気持ちは分かりますが、ビーグルは食いしん坊なので与えた分だけ食べてしまい、簡単に太ってしまいますのでお気をつけください。

当犬舎では犬の健康を考えて、なるべく手作りのおやつをあげるようにしています。
手作りおやつについては、こちら(※作成中)でご紹介しています。

シャンプー

お気に入りの犬用シャンプーをご用意ください。
シャンプーは汚れや臭いが気にならなければ、月に1回程度で十分です。

ブラシ

ビーグルは抜け毛の多い犬種ですので、こまめにブラッシングをしてあげてください。
ブラッシングすることで抜け落ちる毛が減り、皮膚を清潔に保つことができます。

ちなみに当犬舎では、ママ犬のコマがブラッシングが大嫌いです。
ブラシが怖いためか、見えただけで部屋の奥へ逃げてしまい、まったくブラッシングができてません・・・

犬用ブラシはいくつか種類があります。
当犬舎ではスリッカーブラシくらいしか使用していないので参考になりませんが、用途に応じてご用意いただくと便利かと思います。

ブラシの種類

  • スリッカーブラシ
  • 獣毛ブラシ
  • ラバーブラシ
  • ピンブラシ
  • コーム

スリッカーブラシ

細い針金のようなものがついているブラシです。
毛のもつれやからまりに対処しやすく、犬用ブラシでもっともベーシックなものになります。
強くブラッシングをすると犬の皮膚を傷つけてしまう可能性があるため注意が必要です。
先端に球状の樹脂が取り付けられていて、皮膚をやさしいタイプもあります。

獣毛ブラシ

牛や豚、馬などの被毛で作られたブラシです。
被毛についた汚れを取り除く効果が大きく、被毛の毛艶がよくなるためおすすめです。

ラバーブラシ

ゴム製でマッサージ効果が高いブラシです。
被毛のケアとマッサージのどちらでも使用することができます。

ピンブラシ

ブラシの先端に丸みがあり犬の皮膚を傷つけにくいブラシです。
長い毛を整えるために使用されるものですので、ビーグルには不要なブラシになります。

コーム

クシ型のブラシです。
主に長毛種の被毛の毛並みを整えるために使用されるものですので、ビーグルには不要なブラシになります。

番外

ブラシではないですが、抜け毛を除去するための道具で「ファーミネーター」という商品がとても便利でおすすめです。
使っていただくと一目瞭然なのですが、抜け毛をものすごく取り除けます。

当犬舎では、ブラシ嫌いのコマは使わせてくれませんが、まるとルビーには抜け毛除去にこれを使っています。

おもちゃ

ビーグルは、ボール遊びや引っ張りっこはもちろん、おもちゃを破壊することが大好きです。
丈夫なおもちゃをお選びいただくのがよいのですが、ストレス解消のためにも壊れやすいものも適度に与えてください。

当犬舎のパパ犬のまるは、ピーピー鳴るおもちゃが大好きです。
最初の数分だけピーピー鳴らして楽しむのですが、すぐにおもちゃの中のピーピー鳴る部品を取り出して壊してしまいます。鳴らなくなったおもちゃは放置され、見向きもしなくなります・・・

また、どちらかというとおやつに近いのかもしれませんが、ストレス解消と歯磨き効果に有効なものとして、牛のヒヅメと鹿の角をおすすめします。
くわしくはこちらで紹介しています。

犬とのコミュニケーションやしつけ、ストレス解消のためなど、犬用おもちゃは、さまざまな種類があります。
いろいろなおもちゃを試しながら、愛犬のお気に入りを見つけてあげてください。

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